企画屋、堀元見の魅力

堀元見とはフリーランスで個性的なイベントやウェブサービスを使って暮らしている方だ。

コロナウイルスで、外出自粛中に堀元見さんのブログ並びにインテリ理屈ラジオを一通り観た僕が堀元見の魅力について語ろうと思う。

 

 

 

1つ目は行動力がある。

最近だと毎日0.1倍速ずつ映画の再生速度を加速して、それについての実験結果をまとめたりしていた。誰もやろうとはしないことに対して全力で取り組むその好奇心の強さがある。

堀元見のブログで渋谷でケイドロをする回があるのだが、ケイドロ中にミッションがあり、それが渋谷の街のステッカーを見つけるというものだった。

そのため主催者である堀元見は前もってステッカーの選別をしたのだが、莫大な量であろうステッカーの選別をした堀元見が見つけたもので一つ個人的にかなり面白いなと思ったものがある。

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それがこれなのだがなんで読むのかがいまいちわからない。かいきょう…?かなと思ったが、下の部分に「WAKARI CREW」の文字。

これは解り狂う(わかりくるう)だったのだ。

堀元見氏は言語化できないというのは馬鹿だと言っていたような気がするので、この面白さをできるだけ言語化しよう。

解ると狂うは対極的なイメージがあって、実際に解り狂うとされている行為がどのようなものかと想像するだけで面白い。そして初見では熟語のように見えるので読めない。ローマ字で書かれた下の文字がまさしくツッコミの役割を担っている。

https://ken-horimoto.com/20161012191547/

 

 

 

2つ目はインテリである

彼は3〜4倍速で10日間、ほとんど聞き取れない邦画を10日間以上観続けて、記事を書くのにも24時間以上を費やしている。彼は自分を遺伝の法則を発見したことで有名なグレゴール・ヨハン・メンデルに例えた。名前は有名だけれども、メンデルが誰にも評価されずに15年間エンドウマメの交配を続け、その特徴をカウントし続けたことまでは知らなかった。

さすがは大学4年間を中学理科の講師をしていただけはあると思う。

次にもし友人たちとメンデルやエンドウマメの話をするときがあればきっと僕はこのことについて言いたくなるだろう。

僕は本をあまり読まないが、彼の話で面白そうな本は実際に買って読んでいる。功利主義入門やエーリヒフロムの愛するということの2冊だけだが、どちらも良かった。功利主義入門で、ゴルギアスという書籍が薦められていたが、語り口が独特で読むのが面倒になってやめてしまった。

 

 

 

3つ目は自分の意見を強く持っている。

彼は常に面白いことを追求している。そして、彼にとっての面白さというのは、その人にしか出せない視点でその人の話だそうだ。そして飲み会や講演会でつまらない話をされるとすぐに帰宅するそうだ。

面白いことへのこだわりがプロである。

 

「売れなくてもいい」は罠-無名バンドよりミスチルの方が良い歌を歌うから。というタイトルのブログがある。僕のブログは一切収益にはならないので価値のないものだが、ブロガーごっこみたいで楽しいので、飽きるまで続けようと思う。

 

 

堀元見ファンとして、やはりブログが一番おすすめしたい。そしてインテリ理屈ラジオはある程度からの人となりを知ってから是非試聴してほしい。

https://ken-horimoto.com